■■■マイセン豆知識/ドイツ■ ヨーロッパで初めて磁器の開発に成功したマイセン窯、1709年硬質磁器の発見から約300年、歴史ある窯ですが、それだけに贋物も沢山存在します。コレクションを購入する際、ちょっと知っていたほうがいいと思われる豆知識をご紹介してます。時々増やして行きますので、チェックしてみてください。 |
![]() マイセン ドレスデンの旅 |
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■マイセンバックマーク/最近のマイセン まずチェックすべきが製品の裏に描かれているマイセンの双剣マークです。写真は現在のマーク。絵付けがされているものの場合はペインターの番号/絵柄の番号などが書かれてます。でも、近年のものではカップの方には絵柄の番号がないものもあるようです。ペインターさんの個性的な文字や、ブルーオニオン等染付けタイプのものでは文字がつぶれていて読めない事が多いです。また、波の戯れのような白磁のものにはヴァイス(白色)という文字がかかれてます。 |
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| ■絵付けと金彩が施されたもの ここでは赤いのがペインター番号。アラビアンナイトなどの金彩が施されているものは、金を絵付けした担当者の番号も金で書かれてます。 |
■青で絵が描かれているもの シリーズの番号(写真の上)ペインター番号(写真下)など描かれてますがよく見えません。 |
■白磁のもの 下に白と書いてあります。マイセンから白磁の状態で出荷しているものですから、これに絵付けして売っていたら、マイセン以外のペインターの方が後に絵付けした事を意味してます。 また、同様に絵付け用に販売されているhobby collectionにはマイセンマークに1本スクラッチが入ってます。 |
■近年のマイセン 1957〜1985年のものには、裏のマイセンマークの横にブルーの小さな線(または点)が入ってます。旧東ドイツ時代に製作されたものです。通常アンティークは100年経過したものですので、これらは比較的新しいといえます。 |
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| ■マイセンマークの下に印 1957〜1972年に製作されたもの。 |
■マイセンマークの右に印 1972〜1980年に製作されたもの。 |
■マイセンマークの下左に印 1980〜1985年に製作されたもの。 |
■近年のマイセン/限定生産品 マイセンでは記念の年に世界限定品としてその時代のマークなどを入れた製品などもだしてます。以下はその一例です。これらの限定品は裏に特別のマークが入ってます。また、生産数が決まっていて通し番号が入っていたり、証明書がついたものもあり、通常の製品と異なります。 |
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| ■1999年限定品 19個生産分のうちの17番目という意味です。 |
■2000年限定品 アウグスト強王のモノグラム、ARに限定復刻生産された2000年の文字が入ったもの。 |
■2003年限定品 ローズエディションなので、金で薔薇の絵が描かれてます |
■2004年限定品 シンビルダー |
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| ■2005年 2006年限定品 | ■マイセン創立275周年記念品 マイセン創立275周年記念に生産された品物。 |
■2006年限定品 ケンドラーエディション |
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■マイセンマークの変遷 時代とともにかわってきたマイセンのバックマーク。手描きですので、それぞれ微妙にことなりますので、古い物の年代鑑定になると、その作品が発表された文献なども調べなければ詳しい事はわかりません。ここでは代表的なものをあげてみました。 |
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| ■現代のもの | ■1945年第二次世界大戦後〜1947年 | ■1924〜1933年 マックス・アドルフ・フィアファーの経営時代 |
■1820〜1924年 この間がかなり長いです。 |
■1774〜1815年 マルコリーニが工場長だった時代 |
■マイセンの陶板に書き込まれた文字 マイセンでも陶板など技術を要するものは以前はアトリエで製作され、「A」というサインが入っていました。アトリエをひきいていらしゃったシュトラング氏の引退に伴い、アトリエ部門は絵付け部門の一部となったため、現在製作される陶板にこの「A」マークは入りません。マイセンに倉庫に在庫がありアトリエ時代に製作されたもののみ、このマークが入ったものが出荷されます。 |
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| ■陶板 陶板はアトリエ時代に製作されたプラークには、写真のようなAのマークが入ってます。 |
■陶板/ ハインツ・ヴェルナー氏デザインのHWという文字が入っているものもあります。ヴェルナー氏直筆というわけではありません。 |
■ユニカート マイセンの特別な作家が、マイセン窯で古くから作られているのとは別に製作した1点ものの作品、ユニカート(ウニカート、ユニークピースなどとも呼ばれてます)は、アトリエで作られ、マイセンの証明書がついている特別のものです。それぞれがこの世に1点の芸術作品、コレクターにとっては宝物です。 |
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| ■ザビーネ・バックス女史 シルビア・クレーデ女史合作 ウニカート鏡「真夜中の叫び」 127/2000 | |
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「海外などのアンティーク屋さんで購入したのが、本当に年代物のマイセンでしょうか?」など、時々お手持ちのコレクションのお問合せがあります。特に海外では言葉の壁で詳しく聞けずということも多いようです。まずは勉強するのが一番。特に新しいものを中心にチェックポイントをご紹介します。 ■これは本物?まずは、マイセンバックマークを調べよう マイセンの証である双剣のマークが入っているでしょうか?一緒にMeissenとかかれていたり、since ....とちょっと注意が必要です。最近では、マイセンのバックスタンプのほかに、ペインター番号や柄番号までまねした偽物もインターネットオークションなどに登場しています。(バックスタンプは必ず手描きです。印刷ではないです。)ブランド品のように、残念ながらアジア製と思われるマイセン陶磁器の偽物が登場してきたようですので、写真だけではわかりにくいのですが、値段も含め(あまりにも安かったり、本物かどうかわかりません・・というのはちょっと怪しいかも?)ご自身で判断することが大切です。(もちろん偽物でもOKという方はいいでしょう。)マイセンスタイル(マイセン風)といって売られているものも要注意。時代とともにマイセンの磁器にかかれている双剣マークは変化しておりますので、おおよその年代がこちらから判定できます。左のプレートに描かれているマークはその一例です。 でもごくたまにですが、心無い人が別の品物に双剣マークを書き入れてマイセンのものと高額で販売していたり、マイセンの白磁に他の人が絵付けしてマイセンのものとしてオークションにだしていたりということもございます。そうなると、絵付けの状態やこの絵付けが本当にマイセンで作られていたのかなどから判断することとなり、専門家でも難しいものも。でも本物を沢山見ていると、これはちょっと怪しい?と感じられようになれるはずです。 |